将棋指しは王手飛車の夢を見るか

観る将であり指す将。将棋の話題と勉強のメモをつらつらと更新します。目標はアマ初段!

【順位戦】B級1組最終局結果

鬼の住処と呼ばれるB1、昨日その全対局が終了しました。

降級は一名で、丸山九段。そして昇級二枠はすでに糸谷八段が決めています。残りを、橋本八段・阿久津八段が争っています。勝敗数で一歩リードする橋本八段が自力昇級を残していましたが、順位の関係で、自身が負けて阿久津八段が勝つと一気に逆転されてしまいます。

橋本八段は、今対局に和服を着てくるという気合いの入れようでした。後手番での二手目もとても気持ちの入った指し手です。相手は超強豪の郷田九段。A級への最後の砦ということです。そして、郷田九段は強かった…まさしく格調高い将棋で、橋本八段は無念の敗北。昇級の行方は阿久津八段に委ねられました。

阿久津八段も橋本八段と同じく、かつてA級に在籍した経験があります。しかし、阿久津八段は当時はA級全敗という悔しい結果でB1に戻ることになってしまいました。その悔しさを晴らしたい、そういう思いが阿久津八段にはあったと思います。そして、松尾八段に勝利。最終局での逆転昇級を決めました。

A級は六名プレーオフが発生するほど実力が拮抗している状態です。この混沌の中、糸谷八段と阿久津八段がどこまで戦えるのか、来期注目です。