将棋指しは王手飛車の夢を見るか

観る将であり指す将。将棋の話題と勉強のメモをつらつらと更新します。目標はアマ初段!

【王将戦】第5局久保利明王将vs豊島将之八段

先日A級プレーオフでも顔を合わせた両者、こんなにタイトなスケジュールで同じ相手と指し続けることはそうないと思うので、珍しいですね。

序盤は久保王将の構想に驚きました。四間飛車にしたあとの右銀を端から上げていく手、正直狙いはさっぱりわかりませんが、相手陣上部を圧迫してはいるようです。

歩を突いて銀を交換し、1日目封じ手の局面では先手がすでに竜を作っています。振り飛車ながらかなり積極的に攻めていて、後手は受けに回らされていました。

2日目、封じ手は6二飛車と竜にぶつける手、形勢はまだ難しいはずですが、後手を持つとやはり不安です。ただ、その少し後の▲3六角があまり良い手ではなかったようで、結果後手豊島八段の勝ちとなりました。

これで王将戦七番勝負は、3-2で久保王将がリードは変わりませんが、豊島八段が土俵際で踏ん張っています。

中盤まで居玉で薄い囲いのまま攻めがはじまる現代らしい将棋でした。それにしても、久保王将しかり菅井王位しかり、振り飛車党の指し方に近年かなり変化があるように思います。