将棋指しは王手飛車の夢を見るか

観る将であり指す将。将棋の話題と勉強のメモをつらつらと更新します。目標はアマ初段!

【王将戦】第4局2日目 豊島将之八段vs久保利明王将

2日目、久保王将の封じ手は1六歩と端を突く手でした。

久保王将の端攻めに対して、豊島八段も1九に歩を打って対応するなど、思い切った手を見せます。さらに先手は後手玉に迫るべく攻めを仕掛けました。

局面の優劣は夕方まではずっと後手がやや有利という評価でしたが、豊島八段の凌ぎに一時は難解な局面へ。わずかに豊島八段にも攻めの光が見えたかに思われましたが、久保王将はそれを振り切り、形勢ははっきり後手勝勢となり、豊島八段投了となりました。

終わってしまえば勝ち負けがはっきりしていますが、実際には先手からの仕掛けには度々形勢をひっくり返す筋があり、久保王将がそれをさすがの読みの深さでかわした格好だと思います。

これで七番勝負は3ー1と、久保王将が3連勝で防衛に王手をかけました。

それにしても、今年度はA級順位戦でいきなりの連勝で、圧倒的な強さを見せていた豊島八段がこのところ不調に見えます。ここまでの相振りシリーズでなかなか思うように指せていないのが現状です。しかし、このまま黙って退くとは思えません。次局が楽しみです。