将棋指しは王手飛車の夢を見るか

観る将であり指す将。将棋の話題と勉強のメモをつらつらと更新します。目標はアマ初段!

【順位戦】B級2組10回戦

連日続く順位戦各クラスのラス前対局ですが、昨日はB級2組の10回戦が行われました。

B2ではすでに、野月八段がここまでの八連勝でB級1組への昇級を決めています。

残り一枠を争うのは、畠山鎮七段、中村王座、北浜八段、横山六段です。とはいえ、勝利数と持ち順位の関係から、畠山鎮七段が残り2局のうち1勝でもすれば昇級が決まります。他三名は、残り2局まったくおとせない厳しい状況です。

一方で、今局では中村王座と北浜八段の直接対決もあるという難しさ、果たして昇級を掴むのは誰になるのでしょう。

 私の好きな棋士のひとりが中村王座なので、今回は北浜八段vs中村王座に注目していました。

戦型は先手北浜八段のゴキゲン中飛車に対して中村王座の居飛車

中村王座は序盤から積極的に攻め、持ち前の棋風を生かします。しかし、△8五桂に対する▲6五桂の跳ね違いのあたりから徐々に北浜八段ペースになり、気付けば先手が駒損ながらも6、7筋を制圧して優勢となると、そのまま終局。結局、先手の片美濃囲いには手が付きませんでした。

これで中村王座の今期昇級はなくなったわけですが、実際には夕方には畠山鎮七段が鈴木九段に勝利して自力昇級を決めていました。

畠山鎮七段は前期にB1から降級してきたばかりなのでわずか一期での復帰となります。

そのときは、弟子の斎藤慎太郎七段が入れ違いでB1に昇級していたので、師弟ですれ違った格好でした。

畠山鎮七段は斎藤七段をかなり可愛がっているようなので(確かに斎藤七段が弟子だったら可愛くて仕方ないでしょうね)、このまま斎藤七段がB1残留となれば、待望の順位戦師弟対決となります。

すでに昇級を決めていた野月八段は今局も勝利し、また最終局は対戦相手の先崎九段が休養中のため不戦勝が決まっているため、結果B1全勝での昇級となりました。

多くの棋士が特に力を入れてくる順位戦でこの成績はほんとうにすごいと思います。

野月八段、畠山鎮七段、昇級おめでとうございます。